市場規模拡大中 農業問題に向き合うスマートアグリ | ライターお仕事「ライティングマーケット」
市場規模拡大中 農業問題に向き合うスマートアグリ

市場規模拡大中 農業問題に向き合うスマートアグリ


現在どんどんその市場規模が拡大しているスマートアグリですが、そもそもスマートアグリとはどのようなものなのでしょうか。

日本の農業には多くの課題がいまだに山積みですが、直近の問題としてはTPPなどの関税の削減や撤廃をふくむ経済圏に日本が参入することや農業従事者の全体的な高齢化、様々な理由から耕作されないまま放置されている農地の拡大などがあります。

もともと土地が少ない島国国家の日本ですが、それとくわえて先進国化の影響で農業従事者の数もどんどん減ってきているため、国内の自給率が年々減っており、その輸入ありきの農業体制は以前から問題視されていますが、いまだ抜本的な解決には至ってません。

そんな中でも世界の人口はどんどん増え続け食糧需要もその分増え続けているため、どの国も食料の輸出には制限を加えるようになってきています。 これは食料の殆どを輸入に頼っている日本のような国には大問題で、このままの状況が続けば食料の輸入ができなくなり、必要な食糧を確保できないという可能性が出てきています。

このような状況の中で、国内の少ない土地と農業従事者でも何とか必要な食糧の自給を行う事が出来ないかと言う考えから生まれたのが、IT技術などの最新技術を利用する事で、少ない資源でも効率よく生産が可能になると期待されるスマートアグリなのです。 いままで農業というものは知識だけでなく熟練者の経験からくる感覚などが必要であると考えられていて、機械での効率化は難しいとされてきたのですが、AIなどのIT技術の向上から、そういうったセンシティブな部分もロボットなどにより再現可能とされるようになり、これらの技術を利用することで農業の省力化・効率化が大幅に実現出来る可能性が出てきました。

具体的な例としては栽培に利用する施設での温度調整や照明の操作などの自動化、GPSを利用した農業機械の自動運用などがあります。

このような実地での作業効率上昇だけでなく、生産や流通などと言った管理法面でもクラウド化などのIT技術による効率化が図られています。

日本ではまだ大幅な実用には至っていませんが、世界で見るとオランダなどでは実用化がすすめられており、国土面積が九州程度にもかかわらずオランダの農作物の輸出量は世界2位にまでなっています。

このように世界的にもどんどん実用されているスマートアグリは市場規模も大きくなっており、投資先としても大きく注目されています。