広大地に最新IT導入 アメリカでスマートアグリが活躍中 | ライターお仕事「ライティングマーケット」
広大地に最新IT導入 アメリカでスマートアグリが活躍中

広大地に最新IT導入 アメリカでスマートアグリが活躍中


今世界中で注目を集めている農業の手法に「スマートアグリ」というのがあります。「アグリ」とはagriculture(農業)の略で、ITと農業を組み合わせることで効率的に農産物を生産することができる手法です。その効果はオランダによって実証されています。オランダはスマートアグリを国家プロジェクトに位置づけることにより、農産物の輸出額が世界で第2位にまで成長しました。

スマートアグリの具体例としては、GPSと自動走行システムを組み合わせることで、農薬散布などの農作業を自動化することで人手不足を解消したり、栽培ハウスの照明や気温をコントロールして効率的に農作物を作成する「野菜工場」などがあります。それ以外にも、「農業クラウド」という農産物の生産や販売管理などの農業経営に関わる業務を支援もあります。これにより農作物の出荷記録や資材・機械などの使用記録をとることができたり、月度単位での売上や費用の計算などもできるので、農作業に関する情報の蓄積や検索もしやすくなりました。

海外では、オランダがこの分野では先行しています。国土面積が九州と同じくらいでありながらも、CO2を再利用する技術やLEDによる照明などのハウス栽培を最適化する制御ITのシステムを活用することで、都市に近い土地で行おこなう農業である近郊型農業の先進国になることができました。アメリカでは、ベンチャー企業が開発した「Farmlogs」という農業経営マネジメントアプリが話題になり、農業でのITの活用が進んでいます。 日本でも地方自治体が中心になって、農業におけるIT活用の取り組みが活発になっています。農業は人の手による作業が多く、ノウハウを培うには経験するしかなかったために、なかなか人材が育たないうえに、新規就農者も少ないのが課題でした。ですが、スマートアグリはITやロボット技術などを利用するとこで作業の効率化が図れるだけでなく、センサーなどを利用することで、たとえノウハウがなくても効率的に農作業が行えるので、新規就農者の増加も期待できます。

ITを活用したシステムは導入に関して多額の費用がかかるのが問題でしたが、スマートフォンやタブレットの普及、無線インフラの整備、価格が安くて性能の良いセンサー、「利用した分だけ払う」料金体系のクラウドサービスなどにより、導入コストが大幅に削減することができ、小規模の農家・法人でもシステムの導入がしやすくなりました。