スマートアグリはオランダの農業を発展させた | ライターお仕事「ライティングマーケット」
スマートアグリはオランダの農業を発展させた

スマートアグリはオランダの農業を発展させた


オランダはスマートアグリを導入したことで、農産物輸出額世界第2位を獲得しています。

オランダは日本における九州と同じくらいの面積しかない小さな国です。

土には岩塩が混ざっているので農作物を作るには適さず、かつては塩に強いチューリップなどしか作れませんでした。

さらに北海からの強風が吹き、曇りがちな気候が農業を困難にさせていました。

そこで政府は農業を産業と見なし、様々な分野を利用して農業を成立させました。

そこで活躍したのがスマートアグリです。

自動制御システムを搭載したコンピュータを使って、ビニールハウスの温度や湿度などを管理します、

1980年代にオランダにはスペインやギリシャなど温暖な国で栽培された農産物が出回っていました。

温暖な地域では農作物が豊富に採れるので価格が安く、自国の農作物は売れなくなりました。

普通に農業をやっても他国に勝てないと知った彼らは、効率良く大量生産するために農業従事者たちの知恵や経験を絞ってスマートアグリを考案しました。

コンピュータが水が種や苗に適切にかかるように調整したり、酸素の濃度を2倍にして成長を促進したりしてます。

スマートフォンで使えるアプリが開発されているので、パソコンの前に座らずに、農作物を確認しながら片手にスマートフォンを持つ農業従事者が増えています。

実はチューリップもスマートアグリによって生産量が大きく伸びました。

園芸は元々主軸産業でしたが、輸出量は年々上昇しています。

政府は輸出量が増えることを予想していたので、園芸を行う農家に資金を援助し、生花とITの融合を促進しました。

花は育てるだけでなく競りにかけたり流通させたりするのもITを通して行っています。

ボタン一つで世界中と取引しているので、時間や人件費のムダになりません。

最近では農業従事者のニーズに応えたアプリを開発しています。

人気なのはGPSで現在地を確かめ、雨が降るかを調べられる天気予報です。

1年前のデータを参照できるため、今年は雨が少ないから農作物が育たないなど事前に知ることができます。

それを元に水遣りなどを調整すれば、出来の良い農作物をたくさん作れます。

2013年度からは政府が農業従事者に資金援助をすることが約束されたので、初心者でも資金面の心配を抱くことなく、コンピュータの技術を借りて正しく農作物や生花を作ることができます。

肥料を与えるためのドローンなど新しいIT技術も検討されています。

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