農家の負担激減 スマートアグリの導入費用も不要になる時代 | ライターお仕事「ライティングマーケット」
農家の負担激減 スマートアグリの導入費用も不要になる時代

農家の負担激減 スマートアグリの導入費用も不要になる時代


今の日本の農業では、新規就農者や新規参入法人などが少ないのが問題になっています。その原因は、日本では農業というビジネスモデルが成熟していないので、農業が魅力的な職業として見られていないからです。なぜビジネスモデルとして成熟されていないのかというと、農業経営者の多くが紙を使って記録をしていて、情報の計算や蓄積、検索しにくくて時間と手間がかかってしまい、うまく活用ができていないからです。

そんな状況を改善するために、最近では農業とITを組み合わせたスマートアグリという手法が注目を集めています。スマートアグリでは、パソコンなどを利用した生産管理システムの導入や、ロボットなどを使って省力化したり、センサーなどで情報を集めて分析をしたりすることで、農作物を効率よく栽培することができます。

生産管理システムは農作物の出荷記録や、資材・機械のなどの使用記録をつけることができるので、情報を蓄積しやすく、確認も簡単にできます。それから、月度単位での売上・費用などの計算ができるので、月度単位での推移を確認することもできます。

これまでの農業は手作業によるものだったので、ノウハウは経験することでしか培うことができず、習得するのに何年もかけて試行錯誤をする必要がありました。スマートアグリを導入すれば、センサーなどによって農作物の状態や天候などの情報を観測し、数値化することで情報を客観的に分析しやすくなり、効率よく農作業ができるようになりました。しかもITやロボットを導入すれば、ハウス内の気温の調整や水やりなどの農作業を自動で、しかも細かく行うことができるようになるので、作業を省力化することが可能です。

このスマートアグリの成功例としてはオランダがあげられます。オランダは国家プロジェクトとしてこのスマートアグリを掲げることで、九州と同じぐらいの国土面積にもかかわらず、農業輸出額ではアメリカに次ぐ世界第2位にまでなりました。

ただITなどを活用したシステムは多額の導入費用がかかるので、小規模の法人や農家では導入するにはコスト的に難しい物がありました。ですが、安価でありながら繊細なセンサーなどのモニタリング用機械の登場や、スマートフォン・タブレットの普及、無線通信のインフラ整備などにより農地でのITの活用がしやすくなりました。さらに、「利用した分だけ払う」という料金体系のクラウドサービスを利用することで導入費用を抑えることもできるようになりました。

この記事のライター