再生エネルギーの風力発電について | ライターお仕事「ライティングマーケット」
再生エネルギーの風力発電について

再生エネルギーの風力発電について


風力発電は再生エネルギーの一つで、風のエネルギーを電気に変えています。

風力発電機の上にはブレードという羽があり、これに風が当たるとブレードが回転し、ナセルという装置に伝わります。

この装置の中では増速機が回転数を増やし、ブレードの回転をさらに速くします。

これによって発電機で電気が作られ、トランスで昇圧された後に送電線を通り電気として自由に使われます。

上空で吹いている風は強いので、発電機は100m以上の高さを持つものが一般的です。

北海道や青森、沖縄などは海岸部で安定した風力を確保できるので、発電機が多く設置されています。

日本では440基以上が稼働しており、近くに高圧送電線があるなどの条件があります。

日本は山地が多いので発電機を置ける場所が少ないですが、原発事故により原子力発電に変わるエネルギー生産方法を確立させるために風力発電の導入に積極的です。

世界でも実用化が進められ、2020年には5%~10%もの電力をまかなっていると予想されています。

日本でも固定価格買取制度が作られましたが、既に誕生していた欧米ではデンマークで20%、スペインで16.6%もの電力を発電しています。

ヨーロッパの取り組みが有名でしたが、最近はアメリカや中国が1位と2位と独占しています。

風車の形状にも様々なありますが、日本で最も普及しているのはプロペラ型です。

3枚の羽が上手く風を捉えることで、効率良く回転をナセルに伝えます。

ただしブレードが高速回転する時に大きな音が出るので、住民が多くいる場所に設置することができません。

風力発電は再生エネルギーの中でコストが低いとされますが、プロペラ型の風車の点検をする時は、わざわざ高い場所に行って中心部を調べなければならないので、安全を確保するためのコストがかかります。

飛んでいる鳥がブレードに衝突してしまうバードストライク対策も必要です。

都市部に適しているのがサボニウス型で、騒音が少なく風車も小型です。

ただしプロペラ型が1000kW以上の発電ができるのに対し、サボニウス型は数百Wまでしか発電できません。

発電効率が悪いので、火力発電や原子力発電に代わる発電方法になりにくいです。

風力発電は課題を抱えていますが、大気汚染の原因を作る有害な物質を排出する心配はありません。

大切な地球環境を守れる再生エネルギーなので、研究者たちは課題を克服する方法を考案し実用化に向けて活動しています。